「食育の時間」は子どもたちに楽しく食べる喜びを知り、食に関する正しい知識と生活習慣を身につけることで食を選択する力を育んでほしいと願って開発した小学校向けのデジタル教材です。2005年制作の「食育の時間」をさらにバージョンアップして「食育の時間+(プラス)」としてリニューアルしました。
成長期の子どもたち自身が知っておきたい“食にまつわる基本”を7つのテーマにまとめ、アニメーションや動画、アプリを楽しみながら、自分事として学べる教材です。専門家の監修や解説と科学的な根拠に基づく内容に加え、制作は教育番組を数多く手がけるNHKエデュケーショナルが手がけているため、授業・指導に安心してご利用いただけます。
「1 朝ごはんの大切さ」「2 栄養バランスと五大栄養素」「3 食事と運動」「4 食事と衛生管理」「5 楽しい食事」といった従来からのテーマについては内容充実を図り、幅広い視点から食育の取り組みができるよう「6 食物アレルギー」「7 食品ロス」を新設しています。
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アニメで解決法を
推理!アニメで楽しみながら正しい食の知識が身につく
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効果的な授業が
できる!主体的で対話的で深い学びもできる授業案
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食物アレルギーや
食品ロスも!幅広い食育の取り組みができる7つのテーマ
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アニメや動画が
充実!学習アニメや専門家による解説動画を単体でも組み合わせでも利用できる
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ICT教育に最適!
1人1台端末やオンライン学習等で、より効果的な授業・指導ができる
成長期の子どもたち自身が知っておきたい“食にまつわる基本”を7つのテーマにまとめています。
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テーマ1
朝ごはんと生活リズム朝食の大切さについて、科学的な根拠をもとにわかりやすく理解できます。また、朝食をきちんととるためには、生活リズムを整えて、早ね早起きが必要であることに気づかせ、子どもたち自身が自分の生活を見直すきっかけづくりをします。
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テーマ2
五大栄養素と栄養バランス生涯にわたって健康であるためには、子どものころから栄養バランスのとれた食生活を身につけることが大切です。興味関心を高めながら五大栄養素とそのバランスについて理解し、学習アプリで自分自身の食生活を振り返りながら、主体的に栄養バランスを考えて食を選択する力を養うことができます。
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テーマ3
エネルギーと食事生活するために必要なエネルギーと食事の関係について、基本的な知識を学びます。間違った知識によるダイエットや太り過ぎの問題に触れ、摂取カロリーと消費カロリーのバランスの大切さについて理解できます。また学習アプリを使用し、自分の消費カロリーを計算することもできます。
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テーマ4
食の安全と衛生健康的な生活を送るためには、食の安全と衛生が大切です。 細菌を「持ちこまない」「増やさない」「退治すること」は衛生管理で重要なポイントです。 また食品を扱う企業の衛生管理を参考に、基本となる正しい手の洗い方を学習し、普段の生活で実施を促すことができます。
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テーマ5
みんなで知ろう! 食物アレルギー食物アレルギーがある/ないに関わらず、食物アレルギーを引き起こす代表的な食品や、加工食品のアレルギー表示の見方など、基本的な知識を理解できます。友だちに食物アレルギーがある場合にはアレルギー症状を引き起こさないようにするための配慮についてもクラス全員で考えていきます。栄養教諭だけでなく養護教諭とのTT(チームティーチング)など様々な授業などで活用ができます。
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テーマ6
楽しい食事のひみつみんなで食事をする際に、「楽しく食事をするにはどうすればよいか」を考えさせます。また、食事は単に栄養摂取のためだけにあるのでなく、食事を楽しむことについても考えるきっかけになります。短時間で利用できる教材として、給食前の待ち時間などで活用可能です。
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テーマ7
食品ロスを考えよう食品ロスとは「まだ食べられる食べ物」が捨てられてしまうことをいいます。日本では年間600万トン以上の食べ物が捨てられているといわれています。食べ物を無駄にしていることの問題点を改めて考えるとともに、子どもたち自身ができることは何かを考えます。道徳やSDGsの学習、学校給食の残菜の話と関連させて活用可能です。
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指導案等について
7つのテーマ別指導案からワークシートや板書用掲示物といった授業用補助教材までそろっています。
マクドナルドのオリジナルデジタル教材「食育の時間+(プラス)」を通じた食育授業支援が、農林水産省の実施する第7回食育活動表彰において「審査委員特別賞」をいただきました。
詳しくはこちら
本教材の「テーマ7
食品ロスを考えよう」が、公益財団法人
消費者教育支援センター主催「消費者教育教材資料表彰2020」の“理事長賞”を受賞いたしました。(2020年7月)
表彰に関して詳しくはこちらをご覧ください。(外部リンク: 主催 公益財団法人
消費者教育支援センター)
家庭学習や授業時間外での活用をねらって制作した、子どもたちが自ら気づき、考え、学べるコンテンツです。